【まとめ】Shopifyで利用できる決済方法まとめ|特徴や各種費用も紹介

【まとめ】Shopifyで利用できる決済方法まとめ|特徴や各種費用も紹介

がみなさんはShopifyでどのような決済方法を導入していますか? 本記事ではShopifyストアに導入できる決済方法をまとめています。

Shopiyfyで利用できる決済方法

Shopifyストアに導入できる決済方法は下記になります。

クレジットカード

クレジットカード決済はオンラインストアで最もメジャーな決済方法です。ShopifyではVisa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discoverなど主要な国際ブランドにも対応しています。

クレジットカード決済を導入する場合はShopify ペイメントがおすすめです。Shopify ペイメントは初期費用や月額費用、取引手数料を無料に抑えることができます。また、決済手数料もShopifyプランに応じて下げることが可能です。

Shopifyペイメントに関しては下記の記事で詳しく紹介しています。ご参考にしてください。

Shopifyペイメント徹底解説 - 決済手数料・メリット・デメリットまで

Amazon Pay(アマゾン ペイ)

Amazon Pay(アマゾン ペイ)は、Amazonアカウントに登録されたお届け先住所やクレジットカード情報を使って、商品やサービスの支払いができる決済サービスです。Amazon Payを導入することでお客様は会員登録や住所・クレジットカード情報を入力する手間を省くことができ、ストア側はCVRを向上するメリットがあります。

Amazon Payの費用

  • 初期費用:無料
  • 月額費用:無料
  • 決済手数料:3.9%(デジタルコンテンツ以外)、4.5%(デジタルコンテンツ)
  • 取引手数料:0.5%〜2.0%

Amazon Payに関しては下記の記事で詳しく紹介しています。ご参考にしてください。

ShopifyにAmazon Payを導入するメリットや決済手数料

PayPay(ペイペイ)

PayPayは、ソフトバンクとヤフーが設立した「PayPay株式会社」が提供するQRコード決済サービスです。スマホひとつで "簡単に" "お得に" 街のお店やオンラインストアで商品やサービスを購入することが出来ます。PayPayは決済代行事業者ごとに初期費用や月額費用、決済手数料が異なります。

PayPayに関しては下記の記事で詳しく紹介しています。ご参考にしてください。

ShopifyストアにPayPayを導入するメリット|決済事業者や手数料を紹介

後払い(あと払い)

後払い決済とは、購入者が商品やサービスの提供を受け取った後に代金を支払う決済方法のことです。

購入者は商品やサービスの提供を受け取った後に、定められた支払い期日内に、コンビニ支払や銀行振込、後払いサービス経由での支払いなどの支払い方法で代金を支払う必要があります。後払い決済は決済代行事業者ごとに初期費用や月額費用、決済手数料が異なります。

後払い決済に関しては下記の記事で詳しく紹介しています。ご参考にしてください。

Shopifyストアに後払いを導入するメリット|Paidyなどのあと払いサービスも紹介

Line Pay(ライン ペイ)

LINE Pay(ライン ペイ)は、LINE Pay株式会社が提供するスマホ決済サービスです。スマホに表示されるバーコードもしくはQRコードを利用して支払いができ、街中のお買い物だけでなく、ネットショッピングでも利用できます。銀行口座、コンビニ払いなど、さまざまな方法で残高をチャージできるのも特徴です。LINE Payは決済代行事業者ごとに初期費用や月額費用、決済手数料が異なります。

LINE Payに関しては下記の記事で詳しく紹介しています。ご参考にしてください。

ShopifyにLINE Pay(LINEペイ)を導入するメリット・デメリット、設定方法

楽天Pay(らくてん ペイ)

楽天Pay(楽天ペイ)は、楽天グループが提供するスマホ決済サービスです。街中のお買い物だけでなく、ネットショッピングでも利用できます。また、楽天ポイントを貯めたり利用したりできるのも特徴です。楽天Payは決済代行事業者ごとに初期費用や月額費用、決済手数料が異なります。

楽天Payに関しては下記の記事で詳しく紹介しています。ご参考にしてください。

Shopifyに楽天Pay(楽天ペイ)を導入するメリットやデメリット、設定方法

d払い

d払いは、ドコモが提供するスマホ決済サービスです。街中のお買い物だけでなく、ネットショッピングでも利用できます。また、dポイントを貯めたり利用したりできるのも特徴です。d払いは決済代行事業者ごとに初期費用や月額費用、決済手数料が異なります。

d払いに関しては下記の記事で詳しく紹介しています。ご参考にしてください。

Shopifyにd払いを導入するメリット・デメリット、設定方法

コンビニ決済(コンビニ支払い)

コンビニ決済(コンビニ支払い)は、セブンイレブンやローソンなど全国のコンビニエンスストアで、ECストアで購入した商品の代金を現金で支払える決済方法です。クレジットカードを保有していない若年層や、インターネット上でのクレジットカード決済を好まない層のお客さまによく利用されています。コンビニ決済は決済代行事業者ごとに対応できるコンビニや初期費用、月額費用、決済手数料が異なります。

コンビニ決済に関しては下記の記事で詳しく紹介しています。ご参考にしてください。

Shopifyストアにコンビニ決済を導入するメリットや導入方法

銀行振込

銀行振込はお客様がShopifyストア上で商品を注文した後に、ストアの指定する銀行口座に直接お金を振り込む支払方法です。Shopifyでは「設定 > 決済」より銀行振込を設定することができます。

銀行振込に関しては下記の記事で詳しく紹介しています。ご参考にしてください。

Shopifyに銀行振込を設定する方法|銀行振込を導入するメリット・デメリット

キャリア決済

キャリア決済は、Shopifyストアで販売している商品の代金を各キャリア(ドコモやau、ソフトバンク)の携帯電話料金や通信料金とまとめてお支払する決済サービスです。

スマートホンをドコモやau、ソフトバンクなどの通信キャリアと契約しているユーザーであれば、誰でも簡単に利用できるメリットがある一方で、決済金額に上限があったり、月額費や決済手数料などのコストがかかったりするデメリットもあります。キャリア決済は決済代行事業者ごとに初期費用や月額費用、決済手数料が異なります。

キャリア決済に関しては下記の記事で詳しく紹介しています。ご参考にしてください。

Shopifyにキャリア決済を導入するメリットやデメリット、設定方法

Apple Pay(アップル ペイ)

Apple Pay(アップル ペイ)は、Apple Inc.が提供するモバイル決済サービスです。Shopify Paymentを利用しているストアなら、簡単に導入でき、初期費用や月額費用、取引手数料なども無料で利用することができます。また、お客様はApple Payを利用することで、Apple アカウントに登録しているクレジットカード情報や配送情報を利用して、商品を購入できるため、商品購入時の入力の手間を削減できます。入力の手間が削減されることにより、カゴ落ち率の低下やCVRの向上を期待できます。
Shopifyでは「設定 > 決済 > Shopifyペイント」より、Apple Payにチェックをつけるだけで利用できます。

Apple Payの費用

  • 初期費用:無料
  • 月額費用:無料
  • 決済手数料:Shopify ペイメントと同じ
  • 取引手数料:無料

下記に記事でApple Payについて詳しく説明しています。参考にしてください。

ShopifyにApple Pay(アップル ペイ)を導入するメリット・デメリット、設定方法

Google Pay(グーグルペイ)

Google Pay(グーグルペイ)は、Google Inc.が提供するモバイル決済サービスです。Shopify Paymentを利用しているストアなら、簡単に導入でき、初期費用や月額費用、取引手数料なども無料で利用することができます。また、お客様はGoogle Payを利用することで、Google アカウントに登録しているクレジットカード情報や配送情報を利用して、商品を購入できるため、商品購入時の入力の手間を削減できます。入力の手間が削減されることにより、カゴ落ち率の低下やCVRの向上を期待できます。
Shopifyでは「設定 > 決済 > Shopifyペイント」より、Google Payにチェックをつけるだけで利用できます。

Google Payの費用

  • 初期費用:無料
  • 月額費用:無料
  • 決済手数料:Shopify ペイメントと同じ
  • 取引手数料:無料

下記に記事ではGoogle Payについて詳しく説明しています。参考にしてください。

ShopifyにGoogle Pay(グーグル ペイ)を導入するメリット・デメリット、設定方法

Shop Pay(ショップペイ)

Shop Pay(ショップペイ)は、Shopify Inc.が提供する決済サービスです。Shopify Paymentを利用しているストアなら、簡単に導入でき、初期費用や月額費用、取引手数料なども無料で利用することができます。また、お客様はShop Payを利用することで、Shop アカウントに登録しているクレジットカード情報や配送情報を利用して、商品を購入できるため、商品購入時の入力の手間を削減できます。入力の手間が削減されることにより、カゴ落ち率の低下やCVRの向上を期待できます。また、Shopifyの調査結果によるとShop Payのほう通常の決済方法と比較し、コンバージョンが1.72倍高いという結果が出たそうです。
Shopifyでは「設定 > 決済 > Shopifyペイント」より、Shop Payにチェックをつけるだけで利用できます。

Shop Payの費用

  • 初期費用:無料
  • 月額費用:無料
  • 決済手数料:Shopify ペイメントと同じ
  • 取引手数料:無料

下記のブログ記事ではShop Payについて詳しく説明しています。参考にしてください。

ShopifyにShop Pay(ショップ ペイ)を導入するメリット・デメリット、設定方法

代引き決済

代引き決済とは「代金引換決済」の略で、商品の配達時に配達員に代金を支払う決済方法です。代引き決済はクレジットカードを所有していないユーザーでも商品を購入できるメリットがある一方で、代引き手数料が発生するデメリットもあります。

代引き決済の費用

  • 初期費用:無料
  • 月額費用:無料
  • 決済手数料:無料(ただし、代引き手数料が発生します)
  • 取引手数料:無料

下記のブログ記事では代引き決済について詳しく説明しています。参考にしてください。

Shopifyで代引き決済を導入するメリット・デメリット|設定方法や手数料もご紹介

決済方法をカスタマイズできるShopifyアプリ

BeSure Checkout Rules

BeSure Checkout Rules|Shopifyアプリストア

出典:BeSure Checkout Rules|Shopifyアプリストア

BeSure Checkout Rulesは、Shopifyのチェックアウトページにおける配送方法や支払い方法の表示をカスタマイズできるアプリです。カート合計金額、重量、住所、カート内の商品、タグなどの様々な条件を組み合わせて、配送方法や支払い方法の並び替え、名前変更、非表示化ができます。最高品質アプリの証である「Built for Shopify」も獲得しています。

Payment Customization: PayMix

PayMix|Shopifyアプリストア

出典:PayMix|Shopifyアプリストア

PayMixは、チェックアウトページで支払い方法をカスタマイズできるShopifyアプリです。商品、カート、顧客情報に基づいて、支払い方法の表示、非表示、並べ替え、名前変更が可能です。20以上の属性を使用して複雑なルールを作成できます。また、月額2.99ドルと安価に利用できるのも嬉しいポイントです。

HidePay

HidePay|Shopifyアプリストア

出典:HidePay|Shopifyアプリストア

Hidepay、チェックアウトページで支払い方法をカスタマイズできるShopifyアプリです。直感的なインターフェースにより、支払い方法の非表示、名前変更、並べ替えが容易になります。また、20以上の商品、カート、顧客パラメータを活用して、ターゲットに合わせた支払いルールを設定できます。

カクレルペイ

カクレルペイ |Shopifyアプリストア

出典:カクレルペイ |Shopifyアプリストア

カクレルペイは、チェックアウトページ上で決済方法をカスタマイズできるShopifyアプリです。日本語に対応しており、特定の顧客タグ・商品タグの場合やカートの合計金額等の条件に応じて、決済方法の非表示、並び替え、名前変更ができます。

最後に

今回はShopifyで利用できる決済方法の特徴や各種費用を紹介しました。また、特定条件下でチェックアウトページ上の決済方法を非表示にしたり、並べ替えたり、名前を変更したりできるShopifyアプリも紹介しました。本記事で紹介した内容を基にご自身のShopifyストアにどの決済方法やShopifyアプリを導入すべきかぜひ検討してみてください。

最後に、今回は決済方法をカスタマイズするのにおすすめのShopifyアプリを紹介しましたが、下記のブログ記事では「集客」や「売上拡大」、「ブログ記事拡張」など様々なおすすめアプリをジャンル別に紹介しています。ご参考にしてください。

おすすめのShopifyアプリ|ジャンル別に紹介

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  • Shopifyのポイントアプリ6選|ポイントサービスを導入するメリット・デメリット

    Shopifyのポイントアプリ6選|ポイントサービスを導入するメリット・デメリット

    Tsunライターチーム

    「RuffRuff 予約販売」は在庫切れや新商品販売前、入荷待ちなどのタイミングで発生する機会損失の削減をサポートします。自身のShopifyストアに驚くほど簡単に予約販売を実現し、無制限での予約商品を登録および無制限で予約注文を受け付けることが可能です。また、予約商品と通常商品を同時に注文させないように制限したり、入荷時期が未定な場合は再入荷通知も可能です。他の予約販売アプリにはない商品出荷前に支払回収できる「後払い」機能などのユニークな機能もたくさん存在します。 引用元: RuffRuff 予約販売 アプリを見る デモページを見る 本記事では、Shopifyストアにポイントサービスを導入するメリットやデメリット、ポイントサービスを導入できるShopifyアプリをご紹介します。 ポイントサービスとは ポイントサービスとは、お客様の購入金額に応じて自身のShopifyストアで利用できるポイントを付与するサービスの事です。 ポイントを付与することでお客様の利用頻度を向上させるのと併せて、商品やサービスのファンを増やす事に役立ちます。 Shopifyストアにポイントサービスを導入することで競合ストアよりも選ばれやすくする事にも役立ちます。 同義として「ポイントプログラム」や「ポイントシステム」と呼ばれることもあります。 ポイントサービスを導入するメリット リピート率を向上できる ポイントサービスを導入する最大のメリットは、リピーターを獲得できる点です。ポイントが貯まっているから、貯めているからという理由で、既存顧客に自社ストアを選んでもらいやすくなります。 Shopifyストアを安定運営するには、既存顧客が他社の商品やサービスに乗り換えること(顧客離れ)を防ぐことが大切です。ポイントサービスは既存顧客の囲い込みに役立ち、売り上げの安定化も期待できます。 顧客単価・LTVを向上できる 上述のように、ポイントサービスを導入することで、リピート率が上がるのと比例して、LTVの向上も期待できます。また、「〜円以上の買い物でポイント5倍」や「5のつく日だけポイント5倍」などポイントを絡めたマーケティング施策を行うことで、購入単価の向上も期待できます。 競合ストアと差別化ができる メーカーの意向で値段をあまり下げることが困難な商品やどこでも扱える商品を販売している場合などは、ポイントサービスがあることで競合ストアよりもポイント分だけ差別化することができます。 マーケティング施策の選択肢が増える ポイントと絡めたマーケティングキャンペーンの実施ができるようになるのもメリットの一つです。たとえば、「会員登録したらポイント付与」や「誰かを紹介したらポイント付与」、「誕生日を入力したらポイント付与」、「〜円以上の買い物でポイント5倍」、「5のつく日だけポイント5倍」など、ポイントをインセンティブに様々なマーケティング施策を企画・実施することができます。 ポイントサービスを導入するデメリット 導入や維持にコストがかかる ポイントサービスをShopifyストアに導入する方法として、独自実装またはShopifyアプリの2種類があります。 独自実装する場合は外注費等のコストがかかる可能性もありますし、Shopifyアプリを利用する場合も月額費用だけでなく、顧客数に応じて追加コストが発生する場合があります。 また、dポイントなどの共通ポイントを導入する場合は、加盟店費用やポイント発行手数料など様々なコストも発生します。 手間もかかる ポイントサービスは導入して終わりではありません。導入後はキャンセルや返品が発生した際に、ポイントを取り消す手間が発生しますし、ポイントに関するお客様からの問い合わせも増えます。また、ポイント支払いは、会計上「ポイント引当金」として処理する必要があり、会計処理においても手間が発生します。 一度始めると終わらせるのも大変...

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  • 顧客ロイヤリティプログラムを導入できるShopifyアプリ「Kinchaku」とは?

    顧客ロイヤリティプログラムを導入できるShopifyアプリ「Kinchaku」とは?

    新宮ドミ

    Shopifyアプリ「Kinchaku」とは? Kinchakuアプリは、Shopifyストア向けの顧客ロイヤリティ(会員ポイント)プログラムを運営するためのアプリです。当アプリを利用することで、発行される会員証はApple WalletおよびGoogle Walletに簡単に追加することができ、便利に利用することができます。ポイントは商品発送時に付与されるため、会員は購買行動を通じてポイントを貯めることができます。さらに、貯めたポイントを決済時に利用できるディスカウントコードと交換することができます。 アプリのインストールはこちら Kinchakuの特徴 Kinchakuの特徴は下記3つになります。 ポイントカードの発行枚数は無制限 日本語と英語の両方に対応 会員証はモバイルウォレットにも追加可能 1. ポイントカードの発行枚数は無制限 月額費用によるポイントカードの発行枚数に制限がついていません。そのため、費用を気にせず安心してご利用いただけます。 2. 日本語と英語の両方に対応 アプリは日本語と英語の両方に対応しています。もし、英語が苦手な方でも日本語でアプリをご利用いただけます。 3. 会員証はモバイルウォレットにも追加可能 会員証はウェブ版はもちろんですが、モバイルウォレットにも追加できます。 こんな企業・ストア様におすすめ Kinchakuは小中規模の小売業者様におすすめです。また、下記の商材を扱っているストア様にもおすすめです。 アパレール コスメ スポーツグッズ フィットネスサプリ アプリのインストールはこちら Kinchakuのおすすめ機能 Kinchakuでは下記の3つの機能がおすすめです。 有効期限設定機能 特典設定機能...

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  • Shopifyで購入回数を毎月3回までに制限する方法

    Shopifyで購入回数を毎月3回までに制限する方法|Shopifyアプリも紹介

    Tsunライターチーム

    本記事では、1会員あたり毎月3回までしか購入出来ないように制限する方法を紹介します。 下記のブログ記事では、Shopifyで個数や金額、重量など様々な購入制限を実施する方法を紹介しています。ご参考にしてください。 Shopifyで購入制限(販売制限)を実施する方法 アウトプット 本設定を行うことで、「購入回数0回〜2回までの会員」と「ログインしていないユーザー(以降、ゲスト会員)や購入回数3回の会員」とで商品は下記の状態となります。 購入回数0回〜2回までの会員 商品を購入できる ゲスト会員または購入回数3回の会員 商品を購入できない 購入を試みた場合にアラートメッセージが表示される 事前準備 本設定を進めるにあたり「RuffRuff 注文制限」と「Shopify Flow」を利用します。そのため、まだインストールされていない方はインストールをお願いします。 RuffRuff 注文制限  「RuffRuff 注文制限」は完全日本語対応で、日本初のCart and Checkout Validation APIを利用したShopify アプリです。 「Cart and Checkout Validation API」を利用することにより、これまでフロントでしか対応できなかった注文制限の処理をサーバサイドで実現しました。そのため、既存の注文制限アプリに比べ、より突破されにくい堅牢な注文制限を実現することが可能です。 アプリ1つで「1回の注文あたり1個まで」「1回の注文あたり3個から」などの個数制限や「合計金額3,000円まで購入を可能にする」「合計金額1,000円以上から購入を可能にする」などの金額制限、「他商品とは同時購入不可」や「特定カテゴリの商品のみ同時購入可能」などの同梱制限を実施できます。 アプリを見る...

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    セット販売(バンドル販売)のメリットやデメリットを解説し、Shopify(ショッピファイ)サイトでセット販売を実現するShopifyアプリの選び方を解説。Rebolt Bundle & UpsellやWide Bundlesなどの有名アプリもご紹介しています。最近リリースされたShopify Bundles appについても紹介しています。

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    今回は Barrel が提供する Shopify Vite Plugin を導入して、テーマ拡張機能の開発体験を改善する方法をご紹介します。 対象読者 テーマ拡張機能の開発経験がある方 はじめに Shopifyのテーマ拡張機能 (Theme app extensions) はShopify アプリ開発において、ストアフロントに機能を追加するための機能です。 Liquid、JavaScript、CSSなどを使って開発することができますが、通常のアプリ開発と比較すると、ローカルでの開発体験はそれほどよくありません。 そこで、今回は Shopify Vite Plugin を導入して、開発体験を改善していきます。 Shopify Vite Plugin とは Barrel が提供する Vite用プラグインです。ViteをShopify テーマ開発に組み込んで開発体験を改善することを目的として作られていますが、テーマ拡張機能においてもその恩恵を受けることができます。...

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    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

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  • ブログ記事 Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPRや対応例など

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

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