Shopifyのポイントアプリ6選|ポイントサービスを導入するメリット・デメリット

Shopifyのポイントアプリ6選|ポイントサービスを導入するメリット・デメリット

「RuffRuff 予約販売」は在庫切れや新商品販売前、入荷待ちなどのタイミングで発生する機会損失の削減をサポートします。
自身のShopifyストアに驚くほど簡単に予約販売を実現し、無制限での予約商品を登録および無制限で予約注文を受け付けることが可能です。また、予約商品と通常商品を同時に注文させないように制限したり、入荷時期が未定な場合は再入荷通知も可能です。
他の予約販売アプリにはない商品出荷前に支払回収できる「後払い」機能などのユニークな機能もたくさん存在します。

引用元: RuffRuff 予約販売


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本記事では、Shopifyストアにポイントサービスを導入するメリットやデメリット、ポイントサービスを導入できるShopifyアプリをご紹介します。

ポイントサービスとは

ポイントサービスとは、お客様の購入金額に応じて自身のShopifyストアで利用できるポイントを付与するサービスの事です。

ポイントを付与することでお客様の利用頻度を向上させるのと併せて、商品やサービスのファンを増やす事に役立ちます。

Shopifyストアにポイントサービスを導入することで競合ストアよりも選ばれやすくする事にも役立ちます。

同義として「ポイントプログラム」や「ポイントシステム」と呼ばれることもあります。

ポイントサービスを導入するメリット

リピート率を向上できる

ポイントサービスを導入する最大のメリットは、リピーターを獲得できる点です。ポイントが貯まっているから、貯めているからという理由で、既存顧客に自社ストアを選んでもらいやすくなります。

Shopifyストアを安定運営するには、既存顧客が他社の商品やサービスに乗り換えること(顧客離れ)を防ぐことが大切です。ポイントサービスは既存顧客の囲い込みに役立ち、売り上げの安定化も期待できます。

顧客単価・LTVを向上できる

上述のように、ポイントサービスを導入することで、リピート率が上がるのと比例して、LTVの向上も期待できます。また、「〜円以上の買い物でポイント5倍」や「5のつく日だけポイント5倍」などポイントを絡めたマーケティング施策を行うことで、購入単価の向上も期待できます。

競合ストアと差別化ができる

メーカーの意向で値段をあまり下げることが困難な商品やどこでも扱える商品を販売している場合などは、ポイントサービスがあることで競合ストアよりもポイント分だけ差別化することができます。

マーケティング施策の選択肢が増える

ポイントと絡めたマーケティングキャンペーンの実施ができるようになるのもメリットの一つです。たとえば、「会員登録したらポイント付与」や「誰かを紹介したらポイント付与」、「誕生日を入力したらポイント付与」、「〜円以上の買い物でポイント5倍」、「5のつく日だけポイント5倍」など、ポイントをインセンティブに様々なマーケティング施策を企画・実施することができます。

ポイントサービスを導入するデメリット

導入や維持にコストがかかる

ポイントサービスをShopifyストアに導入する方法として、独自実装またはShopifyアプリの2種類があります。

独自実装する場合は外注費等のコストがかかる可能性もありますし、Shopifyアプリを利用する場合も月額費用だけでなく、顧客数に応じて追加コストが発生する場合があります。

また、dポイントなどの共通ポイントを導入する場合は、加盟店費用やポイント発行手数料など様々なコストも発生します。

手間もかかる

ポイントサービスは導入して終わりではありません。導入後はキャンセルや返品が発生した際に、ポイントを取り消す手間が発生しますし、ポイントに関するお客様からの問い合わせも増えます。また、ポイント支払いは、会計上「ポイント引当金」として処理する必要があり、会計処理においても手間が発生します。

一度始めると終わらせるのも大変

ポイントサービスは一度始めると、終了するのが大変です。

既にポイントを所有しているお客様へ説明する必要もありますし、ポイントサービスを終了する場合、既存ポイントの扱いも考えないといけません。最悪の場合、クレームやお客様離れに繋がる可能性もあります。

必ず結果が出るとは限らない

ポイントサービスを導入したからといって、必ずしも売上やリピート率、LTVなどの数字に良い結果がもたらされるとは限らないです。ポイントサービスがあることすら認知されていなかったり、ポイントの条件が魅力的ではなかったり、リピートされにくい商品・サービスを扱っていたり、結果が出ない理由は様々です。

ポイントサービスを導入する際の注意点

共通ポイントと独自ポイントのどちらを選ぶか

ポイントには大きく分けて「共通ポイント」と「独自ポイント」の2種類があります。

「共通ポイント」はdポイントやTポイント、楽天ポイントなどのポイントになります。「共通ポイント」のメリットは、大手ポイント会社のブランド力を活用できたり、共通ポイント所有者を自身のShopifyストアに呼び込める点です。

一方、デメリットとしては、加盟店費用やポイント発行手数料などのコストが高く付いたり、ポイントを絡めた独自のキャンペーンを行えなかったり、Shopifyストアへの導入には高度な開発知識が必要だったりします。

弊社もShopifyストアにdポイントを導入した経験がありますが、実際にリリースするまでに時間も工数も膨大にかかり、とても大変だったのを覚えています。

「独自ポイント」はストア独自で発行するポイントです。

「独自ポイント」のメリットは、発行したポイントが外部サービスに流れない点や共通ポイントに比べてコストも抑えられる点、ポイントを絡めた独自のキャンペーンが行える点にあります。また、Shopifyアプリを利用することで簡単に導入できる点も「共通ポイント」よりは利点と言えます。デメリットとしては、共通ポイントほど集客や注文率に効果が出にくい点です。

ポイントの付与率をどうするか

ポイントサービスを実施するにあたって、注文金額に応じてどのくらいポイントを付与するのか検討する必要があります。日本のECサイトでは、実際に支払った金額(合計金額からポイントやクーポン分を差し引いた金額)の1%分をポイントとして付与しているケースが多いように思います。

ポイントの付与率が他社ストアと比較して魅力的かどうか、粗利率を圧迫しすぎないかどうかなど様々な観点から検討しましょう。

ポイントを付与するタイミングをどうするか

ポイントを付与するタイミングもしっかり検討する必要があります。ポイント付与のタイミングとしては商品の注文完了時や、商品出荷時などのタイミングが考えられます。
キャンセルや返品が発生した際に、ポイントを取り消す手間が発生する場合もありますので、注文完了後や商品出荷後から1〜2週間後にポイントを付与する場合もあります。自社ストアにとって、どのタイミングでポイントを付与するのがベストかしっかり検討しましょう。

実店舗とShopifyストアの融合をどうするか

Shopifyストアだけでなく、実店舗も既に運営している場合には、Shopifyストアでも実店舗でもポイントを利用できるようにするかも検討する必要があります。

ポイントアプリの選び方

日本語に対応しているか

Shopifyには海外製も含めると多くのポイントアプリが存在します。
安いからと言って安易に海外製アプリを選択すると見えない作業コスト(日本語変換やなにか問題が発生したときの問い合わせなど)が発生するため、十分に注意が必要です。
まずは、下記が日本語に対応されているか確認しましょう。

  • ストアフロント部分(ユーザー側のサイト表示部分)
  • アプリの管理画面
  • ヘルプページ
  • 問い合わせ担当者 

コストはいくらか

ポイントアプリには「Poing Pong」や「Kinchaku」のように月額固定費だけのShopifyアプリと「easyPoints」や「どこポイ」のように月額固定費だけでなく、従量課金(ユーザー数応じた従量課金)の形式で追加費用が発生するShopifyアプリがあります。現在のユーザー数に対してコストがいくら掛かるのか、今後いくらまでコストが膨らみそうか確認しておきましょう。

ポイントアプリのプラン比較

アプリ名 プラン名 費用 従量課金(追加費用) その他
Poing Pong ベーシックプラン $20/月 なし 開発ストアは、
無料で全機能を試せる
Kinchaku BASIC $25/月
$150/年
なし -
MR.POINT FREE 無料 なし 10日間だけ利用可能
STANDARD $26/月 なし 月間500注文まで
PREMIUM $40/月 なし 月間1000注文まで
ENTERPRISE $60/月 なし 月間2600注文まで
easyPoints フリー 無料 1人あたり$0.3/月
※ 301人超えてから
-
ベーシック $50/月 1人あたり$0.22/月
※ 501人超えてから
本プランから下記が可能
・ポイント有効期限の設定
・誕生日や会員登録での特典
プロ $180/月 1人あたり$0.18/月
※ 2001人超えてから
本プランから下記が可能
・CSVエクスポート
・会員ランクシステム
エンタープライズ $425/月 1人あたり$0.10/月
※ 5001人超えてから
本プランから下記が可能
・POS連携
・API
アンリミテッド $998/月 なし -
どこポイ ライト 無料 1人あたり$0.25/月
※ 101人超えてから
-
ベーシック $49/月 1人あたり$0.2/月
※ 1001人超えてから
-
プロ $199/月 1人あたり$0.12/月
※ 2001人超えてから
本プランから下記が可能
Shopify Flowの実行トリガー
エンタープライズ $997/月 なし -
VIP ベーシック $3,600/年 1億円ごとに$3,600
※ 会員プログラムの対象売上が3億円を超えてから
※ 次回契約更新時
-
エンタープライズ $24,000/年 ※ 提供するサービスに基づき、応相談 -

やりたいことが実現できるか

Shopify Flowと連携やShopify POSとの連携、ロイヤリティプログラム、会員登録やレビューの投稿でポイント付与など、ポイントアプリによって出来ることと出来ないことがあります。

実際にポイントアプリを導入した後に、他のポイントアプリに移行するのはとても手間がかかります。

そのため、自社ストアでどのような事を実現したいのか事前に洗い出してから、アプリを選定すると良いでしょう。

Shopifyにポイントを導入できる国内アプリ 6選

Poing Pong(ポインポン)

Poing Pong:ポインポン|Shopifyアプリストア
出典:Poing Pong:ポインポン|Shopifyアプリストア

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ポイント機能だけでなく、レビュー機能も搭載している国内産のShopifyアプリです。料金プランは1つのみとわかりやすく、月額固定費($20)しかかからないため他のポイントアプリに比べ圧倒的に安く始められるのも特徴です。

Poing Pong(ポインポン)の料金プラン

ベーシックプラン:月額 $20
※ 14日間の無料トライアル
※ 開発ストアは無料で全機能を利用可能

下記のブログ記事ではShopifyにレビュー機能を導入するメリットやおすすめアプリを紹介しています。ご参考にしてください。

Shopifyにレビュー機能を入れるメリット|おすすめレビューアプリも紹介

Kinchaku

Kinchaku|Shopifyアプリストア
出典:Kinchaku|Shopifyアプリストア

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Kinchakuアプリは、Shopifyストア向けの顧客ロイヤリティ(会員ポイント)プログラムを運営するためのアプリです。当アプリを利用することで、発行される会員証はApple WalletおよびGoogle Walletに簡単に追加することができ、便利に利用することができます。ポイントは商品発送時に付与されるため、会員は購買行動を通じてポイントを貯めることができます。さらに、貯めたポイントを決済時に利用できるディスカウントコードと交換することができます。

Kinchakuの料金プラン

BASICプラン:月額 25ドル、または、年額150ドル (50%OFF)
※ 7日間の無料トライアル

下記のブログ記事ではKinchakuの特徴や開発秘話などを紹介しています。ご参考にしてください。

顧客ロイヤリティプログラムを導入できるShopifyアプリ「Kinchaku」とは?

MR.POINT

MR.POINT|Shopifyアプリストア
出典:MR.POINT|Shopifyアプリストア

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コーディング不要で簡単にポイントサービスを始められる国内産のShopifyアプリです。4つの料金プランがあり、プランに応じて月間の注文件数が変動します。

MR.POINTの料金プラン

プラン名 FREE STANDARD PREMIUM ENTERPRISE
月額費用 無料 $26 $40 $60
従量課金(追加費用) なし なし なし なし
プランの
詳細
10日間の無料トライアルプラン
顧客のランク別ポイント付与設定
商品別のポイント付与設定
新規会員登録ポイント付与設定
ショップ一律ポイント付与設定
ポイント付与の除外設定
ポイント付与タイミングを変更
POS対応
月間注文件数500件まで対応
顧客のランク別ポイント付与設定
商品別のポイント付与設定
新規会員登録ポイント付与設定
ショップ一律ポイント付与設定
ポイント移設機能(インポート機能)
ポイント付与の除外設定
ポイント付与タイミングを変更
POS対応
月間注文件数1,000件まで
顧客のランク別報酬ポイント付与設定
商品別のポイント付与設定
新規会員登録ポイント付与設定
ショップ一律ポイント付与設定
ランキング自動調整
ポイント移設機能(インポート機能)
ポイント付与の除外設定
ポイント付与タイミングを変更
POS対応
月間注文件数2,500件まで対応
顧客のランク別報酬ポイント付与設定
商品別の報酬ポイント付与設定
新規会員登録報酬ポイント付与設定
ショップ一律報酬ポイント付与設定
ランキング自動調整
ポイント有効期限
ポイント移設機能(インポート機能)
その他上位プラン機能
POS対応

easyPoints

easyPoints|Shopifyアプリストア
出典:easyPoints|Shopifyアプリストア

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easyPointsはLunarisが提供する国内産のShopifyアプリです。ポイントプログラムを運営するのに必要な機能が豊富に揃っているのが特徴です。

5つのプランがあり、契約したプランに応じてアクティブ顧客の上限数および、上限数を超えた場合の従量課金額が変動します。。

ご利用金額に応じて会員ランクを振り分けることができ、会員ランクに応じてポイントの付与率を変更することも可能です。

下記の記事では、Shopifyで会員ランク制度を導入するメリットや設定方法などを紹介しています。ご参考にしてください。

Shopifyで会員ランク(顧客ランク)制度を導入する方法|おすすめアプリも紹介

easyPointsの料金プラン

プラン名 フリー ベーシック プロ エンタープライズ アンリミテッド
月額費用 無料 $50 $180 $425 $998
従量課金(追加費用) 1人あたり$0.3/月
※ 301人超えてから
1人あたり$0.22/月
※ 501人超えてから
1人あたり$0.18/月
※ 2001人超えてから
1人あたり$0.10/月
※ 5001人超えてから
なし
プランの
詳細
アクティブ顧客数上限: 300人
CSVインポート
Klaviyo連携機能
アクティブ顧客数上限: 500人
フリーの機能を含む
カスタムセットアップ
お誕生日特典
新規会員登録特典
メール配信登録特典
ポイントUPキャンペーン
ポイント有効期限
アクティブ顧客数上限: 2,000人
ベーシックの機能を含む
CSVエキスポート
獲得ポイン履歴
ボーナスコレクション
会員ランクシステム
アクティブ顧客数上限: 5,000人
プロの機能を含む
POS拡張
APIアクセス
優先サポート
アクティブ顧客無制限
全ての追加機能を含む
優先サポート

どこポイ

どこポイ|Shopifyアプリストア
出典:どこポイ|Shopifyアプリストア

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様々なShopifyアプリとの連携が可能な国内産のShopifyアプリです。また、Shopify Flowのためのトリガーおよびアクションも提供しており、Shopify Flowを利用して何かポイント施策を行いたい場合におすすめです。4つの料金プランがあり、契約したプランに応じてアクティブ顧客の上限数および、上限数を超えた場合の従量課金額が変動します。

どこポイの料金プラン

プラン名 ライト ベーシック プロ エンタープライズ
月額費用 無料 $49 $199 $997
従量課金(追加費用) 1人あたり$0.25/月
※ 101人超えてから
1人あたり$0.2/月
※ 1001人超えてから
1人あたり$0.12/月
※ 2001人超えてから
なし
プランの
詳細
基本料金内ユーザー数:100
上記ユーザーを超えた場合の追加単価(ユーザー):$0.25
どこポイ全機能
Shopify Flow基本機能
※開発サイトの場合は追加料金の発生しない「ディベロッパープラン」が表示されますのでそちらをご利用ください
基本料金内ユーザー数:1000
上記ユーザーを超えた場合の追加単価(ユーザー):$0.2
どこポイ全機能
Shopify Flow基本機能
基本料金内ユーザー数:2000
上記ユーザーを超えた場合の追加単価(ユーザー):$0.12
どこポイ全機能
Shopify Flow基本機能
Shopify Flow定期実行トリガー
基本料金内ユーザー数:無制限
どこポイ全機能
Shopify Flow基本機能
Shopify Flow定期実行トリガー

VIP - 会員プログラム

VIP|Shopifyアプリストア
出典:VIP|Shopifyアプリストア

VIPはStack Inc.が提供するShopifyアプリです。実店舗とShopifyストア、モバイルアプリの顧客に対して共通のロイヤリティプログラムを提供できます。ロイヤリティプログラムを実施するのに必要な購入回数や購入金額に応じて会員ランクを自動で振り分ける「会員ランク機能」や注文時や誕生日のタイミングでポイントを付与する「ポイント機能」、獲得したポイントを商品やクーポンに交換できるリワード機能などがあります。

VIP - 会員プログラムの料金プラン

プラン名 ベーシック(年間契約) エンタープライズ(年間契約)
費用 $3,600/年 $24,000/年
従量課金(追加費用) 1億円ごとに$3,600
※ 会員プログラムの対象売上が3億円を超えてから
※ 次回契約更新時
※ 提供するサービスに基づき、応相談
プランの
詳細
全ての機能が利用可能
会計用ポイントレポートの提供
全ての機能が利用可能
会計用ポイントレポートの提供
専属のサポート担当をアサイン

最後に

ポイントサービスは、リピート率やLTVの向上にメリットがある一方で、コストや手間が発生する点や、一度始めたら終了させるのが大変などのデメリットがあります。安易にポイントサービスを導入するのでは無く、自社ストアにとって本当にポイントサービスが必要なのかしっかり検討しましょう。

下記の記事では、ポイントアプリ以外にも「LTV向上」や「売上拡大」をサポートする様々なおすすめアプリをジャンル別に紹介しています。ご参考にしてください。

おすすめのShopifyアプリ|ジャンル別に紹介

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  • Shopifyのポイントアプリ6選|ポイントサービスを導入するメリット・デメリット

    Shopifyのポイントアプリ6選|ポイントサービスを導入するメリット・デメリット

    Tsunライターチーム

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    小笠原 京平

    Shopifyの GraphQL Admin API の小ネタです。 Shopifyの顧客総数を取得したい場合のクエリは、いざ探そうと思ってもパッと見つからないのでメモしておきます。 対象読者 Shopify GraphQL Admin API を使ったことがある方 顧客総数を取得するクエリ 2023-07 バージョンから CustomerSegmentMemberConnection に変更があったため、2023-07より前と以降で若干クエリが異なります。 ※ changelog 2023-07以降 { customerSegmentMembers(first: 1, query: "") { totalCount } } 2023-07より前...

  • Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    小笠原 京平

    今回は Barrel が提供する Shopify Vite Plugin を導入して、テーマ拡張機能の開発体験を改善する方法をご紹介します。 対象読者 テーマ拡張機能の開発経験がある方 はじめに Shopifyのテーマ拡張機能 (Theme app extensions) はShopify アプリ開発において、ストアフロントに機能を追加するための機能です。 Liquid、JavaScript、CSSなどを使って開発することができますが、通常のアプリ開発と比較すると、ローカルでの開発体験はそれほどよくありません。 そこで、今回は Shopify Vite Plugin を導入して、開発体験を改善していきます。 Shopify Vite Plugin とは Barrel が提供する Vite用プラグインです。ViteをShopify テーマ開発に組み込んで開発体験を改善することを目的として作られていますが、テーマ拡張機能においてもその恩恵を受けることができます。...

    Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    小笠原 京平

    今回は Barrel が提供する Shopify Vite Plugin を導入して、テーマ拡張機能の開発体験を改善する方法をご紹介します。 対象読者 テーマ拡張機能の開発経験がある方 はじめに Shopifyのテーマ拡張機能 (Theme app extensions) はShopify アプリ開発において、ストアフロントに機能を追加するための機能です。 Liquid、JavaScript、CSSなどを使って開発することができますが、通常のアプリ開発と比較すると、ローカルでの開発体験はそれほどよくありません。 そこで、今回は Shopify Vite Plugin を導入して、開発体験を改善していきます。 Shopify Vite Plugin とは Barrel が提供する Vite用プラグインです。ViteをShopify テーマ開発に組み込んで開発体験を改善することを目的として作られていますが、テーマ拡張機能においてもその恩恵を受けることができます。...

  • Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説

    Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

    小笠原 京平

    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

    Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

    小笠原 京平

    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

  • ブログ記事 Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPRや対応例など

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

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編集プロセス

EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

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